こんぶネット 一般社団法人 日本昆布協会

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昆布食育教室

⾷育授業 レポート

2024.12.25

学校名: 杉並区⽴⾼井⼾第三⼩学校
⽇にち :2024年10⽉22⽇(⽕)
3年3組 34名 2時間⽬ 9:35〜10:20
3年2組 33名 3時間⽬ 10:40〜11:25
3年1組 32名 4時間⽬ 11:30〜12:15

 

 早朝に学校に到着。
早速、器材を家庭科室に搬⼊後、パネル、昆布、昆布マッカ、⽔中器などをセットし、同時進⾏で味噌汁づくりを始めます。

朝早くから地域のみなさまにお⼿伝いいただき、スムーズに準備を終えることができました。


 そして、お⼿伝いのみなさまに、今回の試⾷⽤昆布(利尻昆布・真昆布・塩昆布)を召し上がっていただき、味噌汁の試飲もしていただいた後、打ち合わせをさせていただきました。

開始まで時間がありましたので、昆布についてお話をさせていただきました。お話をしているうちに2時間⽬の授業開始時間です。
   元気な児童のみなさんが家庭科室に⼊ってこられ「おはようございます」と、ご挨拶をいただき、班ごとに着席です。 

担任の先⽣からのご紹介をいただいた後、⽇直さんの掛け声で「よろしくお願いいたします」で⾷育授業開始です。
 今回は、担任の先⽣から保護者様に参観希望のお知らせをしていただき、児童のみなさんと⼀緒に45分授業を受講していただきました。

 

   まずはじめに、⼩冊⼦『こんぶ』を使って『こんぶの産地』と『どのようにして昆布が成⻑するのか』を説明いたしました。『利尻昆布・羅⾅昆布・⻑昆布・⽇⾼昆布・真昆布』をご覧いただきました。

次は、昆布漁の疑似体験です。
クラスの代表者さんに⽔中器を覗いてもらい、昆布マッカの使い⽅を指導しながら、昆布の採取⽅法を体験していただきました。昆布マッカは、重たかったようです。


   試⾷をしていただきました。
事前の打ち合わせで『真昆布・利尻昆布・塩昆布』の3種類です。利尻昆布 真昆布・・塩昆布の順で召し上がっていただきながら、それぞれの感想を聞きながらの試⾷でした。
味噌汁の飲み⽐べです。
⑴ミネラルウォ―ター+味噌
⑵昆布⽔+味噌
⑶昆布⽔+削り節+味噌の3種類を⽤意いたしました。
それらを⾚・⻘のシールを貼ったコップ、無印のコップに⼊れて、試飲の開始です。


無印のコップの味噌汁、⻘シール、⾚シールの順で飲んでいただきました。 飲むときにそれぞれの⾹をテースティングしていただきながら試飲です。
飲み終えて、児童のみなさん、先⽣⽅、保護者様にお尋ねしました。
「⼀番美味しかった味噌汁は どれでしょうか?おひとり⼀回⼿を挙げて下さい」
いちばん多かったのは、昆布⽔+削り節でしたが、昆布⽔に⼿を挙げて下さった児童のみなさんが多かったのは、昆布を扱う者として嬉しいことです。


   授業時間も残り少なくなり『簡単なだしの取り⽅』のお話しをさせていただきました。
あまりにも簡単なだしの取り⽅に参加していただいた⽅は、ちょっと驚きの様⼦。
これまで『だしを取る』ことが⾯倒な作業に思われていたようでした。
今回、児童のみなさんに『こんぶ』をプレゼントさせていただきました。
「それを使ってお家の⽅に美味しい味噌汁、鍋料理などを作って下さい。ただし、⽕を使うのでお家の⽅にそばに居てもらいましょう」とお願いしました。
   

    最後に、質問タイムです。
「こんぶは何種類くらいありますか」
「だしを取った後の昆布の使い道は・・」など多くの質問をいただきました。
 

駆け⾜の45分間授業。
児童のみなさん、保護者様、教職員のみなさまに昆布の良さを少しでもお分かりいただけたことと思います。
学校によると、毎年児童が家に持ち帰った昆布を使って料理した画像を先⽣に送信し、それを復習授業にも活⽤しているとのこと。

また今回授業をみていただいた学校司書の先⽣からは、⾊々な学年の児童たちが学校図書館の「こんぶのひみつ」本に興味を持つように⼯夫してくださるとのことでした。

 

準備・配膳・後⽚付けなどご協⼒いただきました地域のみなさま『⻑時間お付き合いいただき ありがとうございました』
来年もまた ⾼井⼾第三⼩学校で⾷育授業を実施させていただきますように・・とお願いして学校をあとにしました。

参考:参加⼈数 児童99名、先⽣⽅6名、保護者13名、お⼿伝い6名 講師2名 合計126名

 

東京昆布協会・藤⽥正洋・藤⽥⼤輔・京浜海藻㈱

昆布食育授業 実施報告

2024.11.27

学校名:服部栄養専門学校

実施場所:東京都渋谷区千駄木5-25-4 服部栄養専門学校別館23スタジオ教室

対象:2年制1年生132名・講師職員10名・合計142名

実施日時:令和6年10月23日(水)8時00分~12時30分・80分×2コマ

講師:吹田 勝良(吹田商店) 

補助:昆布大使4名・安達 章子・稲葉 奈緒美・林 くみ子・村越 仁美

事前打合せ:令和6年10月7日(月)15時~17時 服部栄養専門学校にて《西澤 辰男先生・吹田 勝良》

 

講義内容  

1.昆布の生態と昆布漁~製品化

2.昆布の歴史

3.昆布の種類と産地別(出汁試飲)

4.昆布出汁の取り方実演と試飲

5.かつお節との合わせ出汁試飲

6.昆布加工品の紹介

 

食育授業 実施報告

2024.10.22

実施日時 :令和6年9月20日(金)9時00分~11時30分

学校名: 西武調理師アート専門学校

実施場所:東京都中央区築地4-16-2 築地場外市場「食まちスタジオ」
対象:生徒32名 講師5名 合計37名

講師:吹田勝良(吹田商店) 

補助:昆布大使4名  安達章子 稲葉奈緒美 林くみ子 村越仁美

事前打合せ:令和6年9月7日(土)10時~12時 吹田商店にて 小川明夫先生  吹田勝良

【講義内容】 

1.昆布の生態と昆布漁~製品化

2.昆布の歴史

3.昆布の種類と産地(出汁試飲)

4.昆布出汁の取り方

5.かつお節との合わせ出汁試飲

6.昆布加工品の紹介

 

昆布食育授業

2024.10.17

学校名:横浜市立藤の木小学校

日にち:2024年9月25日(水)

学年:4年生 3クラス 45分授業

2組 33名 2時間目  9:35~10:20  

1組 33名 3時間目 10:40~11:25  

3組 32名 4時間目 11:30~12:15

 

授業開始に向けて、早めに学校に到着。直ぐに使用器材、食材などを家庭科室に運び準備を進めました。

  事前の打ち合わせ、会場の下見をさせていただいておりましたので、スムーズに進めることができ、早めに準備を済ませることができました。

  同時進行で、3種類の味噌汁づくりも終え、お手伝い下さる保護者のみなさまと簡単な打ち合わせをさせていただき、みなさまにも3種類の昆布を試食、3種類の味噌汁を試飲していただきました。

 

2時間目の授業開始です。

  2組の児童のみなさん家庭科室に入るなり『とってもいい香り』の声が多く聞かれ、授業に大いに期待が持たれます。

担任の先生から、ご挨拶、ご紹介をいただき、自己紹介をさせていただき、お手伝い下さる保護者のみなさまにも自己紹介をお願いいたしました。和やかなムードで始まりました。

  まずはじめに、小冊子『昆布』、パネル写真を使って昆布がどのように育ち、収穫されるかを説明させていただきました。

同時に『利尻昆布・羅臼昆布・長昆布・日高昆布・真昆布・折昆布』の形・だしの特徴をお話しさせていただきました。

  実際に昆布漁師のみなさんが、採取する際に使っている『昆布マッカ・水中器』も見ていただき、児童おひとりに、にわか漁師さんになっていただき、昆布マッカ。水中器を使って昆布採取を体験していただきました。

  指導とこんぶ役は、藤田大輔が務めます。

  次は、折昆布の長さ当てクイズです。

幾重にも折られたこの昆布『何回折られているかを答えて下さい?』

『2回・・4回・・6回・・10回・・』多くの答えをいただきました。

  それでは、児童のみなさんにもお手伝いしていただき、折れないように1枚1枚慎重に広げていきます!!

  何回折られているか?数えてゆきます。答えは、12回折られていました。

一辺が55センチなので、長さは6メートル60センチ。どのような香りがするかも体験していただきました。

みなさんのご協力で時間どおり進行して、「試食」です。

 事前打合せの時にご要望のございました『利尻昆布・羅臼昆布・塩昆布』3種類をご用意いたしました。昆布は硬いので、小さく折ったり、口に含んで少し柔らかくして召し上がって下さい。

  まず はじめに利尻昆布・・羅臼昆布・・塩昆布の順序で召しあがていただきました。少しでも違いが分かっていただけたようで嬉しいです。

 

  授業の締めは、味噌汁 飲み比べです。

だし昆布は「羅臼昆布」、前日から水につけておいた昆布水を使用して味噌汁を作りました。

  • ●ミネラルウォ―ター + 味噌
  • ●昆布水 + 味噌
  • ●昆布水 + 削り節 + 味噌  の3種類です。

みなさんには、どれがどの材料っで作った味噌汁か?分からないように紙コップに赤・緑のシールを付け、もう一つは無印で用意させていただきました。

 試飲する前に、それぞれ香りを嗅いでから、無印のコップ、緑のコップ・赤のコップの順で飲んでいただきました。

みなさんに『どれが一番美味しと感じたか?』答えていただきました。

クラスによって人数に違いはありましたが、⑵番目と⑶番目が同数で多く、⑴番は少数でした。

  昆布屋にとって⑵番の人数が思った以上に、多くの方に手を挙げていただいたことは嬉しいことです。

 授業の締めくくりは、簡単なだしの取り方をお教えして、今日お話ししたことをご家庭でも実践していただくために、日高昆布20g入をプレゼントをさせていただきました。

これを使って、美味しい味噌汁をお家の方に作ってあげて下さい。

但し、『火を使いますので、お家の方にそばについていただいて下さい』とお願いをしました。

 

 授業の終わりにあったって、児童のみなさんから質問を受けさせていただきました。

『だしを取った後の昆布の使い道は?』

『昆布の種類は、いくつぐらいありますか?』などなど、多くの質問をいただき、答えさせていただきました。

45分間熱心にお話を聞いて下さった児童のみなさん『ありがとうございました』

打合せから、前日の器材の準備をしさった担任の先生方、朝早くからお手伝い下さった保護者のみなさま『ありがとうございました』

 

校長先生はじめ多くの教職員のみなさまには、お忙しい中授業参加にお越しいただきありがとうございました。

これからも機会ございましたら、お声を掛けて下さい。

 

東京昆布協会

藤田 正洋

藤田 大輔

藤田 隆之介

(京浜海藻㈱)

食育授業 レポート

学校名: 大田区立大森第三小学校

日にち: 2024年3月19日(火)

学 年:6年2組 30名 2時間目・6年3組 31名 3時間目・6年1組 30名 4時間目

 

 3月8日(金)15:30分から担任の先生と打ち合わせをさせていただき、昨年度実施出来ませんでした、試食・味噌汁飲み比べを中心に進めていくことになりました。

そのため、利尻昆布・羅臼昆布・長昆布・日高昆布・真昆布、昆布マッカ・水中器は、展示をさせていただき、説明などは控えました。

 当日 2時間目の授業開始に備えて、午前8時30分学校に到着。

家庭科室に器材・食材を運び、お手伝い下さるスクールサポーターのみなさまと簡単な打合せを済ませて、準備に取り掛かりました。

班数・人数に机・椅子を並び替え、小冊子『こんぶ』を机に置いていきます。

同時進行で、三種類の味噌汁も作り、お皿に試食用の昆布を盛り付けて用意をしてゆきます。

9時35分 2組さん授業開始です。

担任の先生からお話・協会メンバーの紹介をしていただきまして、授業の開始です。

まずはじめに、昨年も行いましたが『折昆布長さ当て クイズ』です。

 

幾重にも折られた昆布、何回折られているかを手を挙げて答えていただきました。

多くの生徒さんからの答えをいただき、実際に広げてゆきます。

生徒の皆さんにもお手伝いして頂き、折らぬように慎重に一枚一枚広げてゆきます。

 

折られた回数は?『12回』残念ながら正解者はいませんでした。

生徒のみなさんには、折昆布の香りを確かめていただき『海のにおいがする』・『すごくいいにおい』とうれしい感想です。

続いては、試食です。

お皿に盛られた『真昆布・利尻昆布・羅臼昆布・塩昆布』を召し上がっていただきます。

真昆布、利尻昆布、羅臼昆布。塩昆布の順に試食です。

全ての班の生徒さんが完食されていました。

こんぶのうま味を分かっていただけたようで『うれしい』のひとことです。

 

次は、『みそ汁の飲み比べ』です。

昨年できませんでしたので、生徒の皆さんも楽しみにして下さっていたようです。

食育授業の締めは「味噌汁の飲み比べ」です。

  • ①水と味噌  ② 昆布だしと味噌  ③ 昆布だしとかつお(合わせダシ)と味噌の三種類

どれだか分らぬように、紙コップに『赤シール・緑シール』を貼ったコップとシールを貼らないコップ3種を用意しました。

どれがどの味噌汁か分からぬようにして試飲開始です。

はじめに「シールなし・・赤シール・・緑シール」の順に飲んでいただき、どの味噌汁が一番美味しいか手を挙げて答えていただきました。

 

児童のみなさん、一番人気は『緑シール』・二番人気は「赤シール」・ 少数でしたが「シールなし」にも手を挙げて下さいました。

 

その後、どの色のシールがどの材料で作った味噌汁かお知らせしました。

基本のお水とお味噌は、同じものです。

・シールなしは水とお味噌。

・赤シールは昆布だしとお味噌。

・緑シールは昆布だしとかつお節とお味噌です。

個々それぞれ趣向の違いがあって、今後の参考にさせていただきます。

 

そろそろ授業の終わりの時間です。

授業の締めは、児童のみなさんへ『日高昆布のプレゼント』です。

簡単なだしの取り方を説明させていただき、『今日のお話したことを思い出しながら、お家のみなさんにお味噌汁を作って下さい』とお願いいたしました。

 

今回の授業には、料理人の川端様に参加していただき、味噌汁を作るなどご協力していただきました。

ご本人は、ソチ(ロシア)・リオデジャネイロ(ブラジル)・平昌(韓国)三度のオリンピックへ日本人選手団の料理人として活躍されました。料理を通しての経験をお話しして下さいました。

『食事の大切さ』『だしのパワー』『簡単なだしの取り方』など昆布のもつうま味などについて分かりやすく、お話しをして下さいました。

少し時間がありましたので『何でもいいですので質問、聞きたいことありませんか』の問いに

生徒さんから『よく来られた選手は?』 『人気料理は?』などの質問がありました。

川端さんから、みなさんよく知っていらっしゃる大勢の選手名が聞かれました。あっという間の45分間でした。

ご協力いただきました『先生方・スクールサポート大三のみなさま』『ありがとうございました』

 

東京昆布協会    藤田正洋

食育授業 レポート

2024.3.18

学校名: 大田区立大森第三小学校

日にち: 2024年3月5日(火)

学 年: 【5年1組 29名 1時間目8:45~ 9:30】・【 5年2組 29名 2時間目9:35~10:20】・【5年3組 29名 3時間目10:40~11:25】

 

 1時間目の授業開始に備えて、午前7時15分に学校に到着。

家庭科室に器材・食材を運び、お手伝い下さるPTAのみなさま・スクールサポーターおおさんのみなさまと簡単に打合せをして、準備に取り掛かりました。

・班数・人数に机・椅子を並び替え、小冊子『こんぶ』を机に置いていきます。

・道内で取れる各種昆布を机にならべ、採取時に使います『昆布マッカ・水中器』を用意。

・同時進行で「三種類の味噌汁」を作り、お皿に試食用の昆布を盛り付けて準備万端。

みなさんのご協力により短時間で終えることができ、1時間目の授業開始を待つだけです。

1時間目は、午前8時45分からです。

1組の児童の皆さん班別に着席して担任の先生からご紹介をしていただき授業の始まりです。
  まずはじめに、小冊子『こんぶ』を使って、昆布がどのようにして成長していくか?説明させていただき、北海道沿岸で採取される利尻昆布・羅臼昆布・長昆布・日高昆布・真昆布・折昆布の実物を紹介しながら、形態・香り・用途・だしの違いについて説明させていただきました。

  次に「5枚のパネル写真」を使って、昆布がどのように成長するのか、採取の仕方、乾燥方法、そして製品完成までを説明させていただきました。

  クラス代表の児童さんに出てきていただき、実際に採取時に使っています『昆布マッカ・水中器』を手に取ってもらい、どのようにして水中の昆布を見つけ、採取するかを疑似体験していただきました。この時昆布は、協会員がつとめます。

  次に『折昆布』の長さ当てクイズ?一片の長さが55cm、幾重にも折り込まれた昆布・・・・・・

『何回折り込まれているか答えて下さい!!』の問いかけに、元気に手を挙げて答えてくれました。 

『3回・・・5回・・・6回・・・8回・・・12回・・・』 答えていただきました。

『それでは、実際に広げてみましょう!!』 

児童のみなさんにお手伝いいただきながら、折れぬよう慎重に広げてゆきます。

児童のみなさんには、その場で香りを嗅いでいただきました。

感想は?『いい匂い』と好評です!!さて 正解は・・・13回折られていました。 

はじめて目にする昆布の長さにちょっと驚きの様子です!!

 続いては、試食です。今回は、『羅臼昆布・日高昆布・塩昆布』を用意いたしました。

最初に、羅臼昆布・・日高昆布・・塩昆布の順に試食していただきました。

硬い昆布を口に含んで噛み噛みタイムです。

お皿に盛られた昆布を全ての班が完食してくれました。

お替わりするグループも居て嬉しくなりました。

 

  食育授業の締めは「味噌汁の飲み比べ」です。

  • 水と味噌  ② 昆布だしと味噌  ③ 昆布だしとかつお(合わせダシ)と味噌の三種類

どれだか分らぬように、紙コップに『赤シール・緑シール』を貼ったコップとシールを貼らないコップ3種を用意しました。

どれがどの味噌汁か分からぬようにして試飲開始です。

  はじめに「シールなし・・赤シール・・緑シール」の順に飲んでいただき、どの味噌汁が一番美味しいか手を挙げて答えていただきました。

児童のみなさん、一番人気は『緑シール』、二番人気は「赤シール」 少数でしたが「シールなし」にも手を挙げて下さいました。

  その後、どの色のシールがどの材料で作った味噌汁かお知らせしました。

基本のお水とお味噌は、同じものです。

シールなしは水とお味噌。赤シールは昆布だしとお味噌。緑シールは昆布だしとかつお節とお味噌です。

個々それぞれ趣向の違いがあって、今後の参考にさせていただきます。

  そろそろ授業の終わりの時間です。

授業の締めは、児童のみなさんへ『日高昆布のプレゼント』です。

簡単なだしの取り方を説明させていただき、『今日のお話したことを思い出しながら、お家のみなさんにお味噌汁を作って下さい』とお願いいたしました。

  今回の授業には、藤田大輔の友人で料理人の川端様に参加していただき、味噌汁を作るなどご協力していただきました。

ご本人は、ソチ(ロシア)・リオデジャネイロ(ブラジル)・平昌(韓国)三度のオリンピックへ日本人選手団の料理人として活躍されました。料理を通しての経験をお話しして下さいました。

『だしのパワー』など昆布のもつうま味などについて分かりやすく、お話しをして下さいました。

児童のみなさんから『選手団で一番好評だった料理は・・』の質問など『よく来られた選手は?』などの質問がありました。

あっという間の45分間でした。

ご協力いただきました『先生・PTAのみなさま・スクールサポート大三のみなさま』『ありがとうございました』

 

東京昆布協会

藤田正洋

藤田大輔

藤田隆之介

食育授業 実施報告

学校名:東京都中央区立京橋築地小学校

対象:小学校5年生30名+担任教諭1名+学校長+保護者約24名
日時:令和6年2月17日(土)8時50分~10時25分

・吹田勝良(吹田商店)

・昆布大使=講師1名、補助4名の計5名

(講師=安達章子・補助=石川貴代、曽布川優子、林くみ子、村越仁美)
事前打合せ:令和6年1月30日(火)午後4時00分~午後5時30分・5年担任幸地先生、吹田勝良

講義内容  

1.昆布の生態と昆布漁~製品化

2.昆布の歴史と日本の歴史の深い関係

3.昆布の種類と産地

4.昆布出汁の取り方

5.煮干し出汁と合わせてみよう。

6.合わせ出汁の取り方

7.お味噌汁飲み比べ&作り方(人工出汁と天然出汁の味噌汁の違い)

  1. 8.昆布加工品の紹介
  2. 9.世界中で一番簡単な昆布出汁

10.昆布の栄養

 

 

・食育授業を終えて・・・

 毎年、保護者にも参加して頂きたく学校公開日で実施していますが、今年は特に学校側が全学年の授業予定表を保護者に配布したこともあり、5年生以外の保護者にもお立ち寄り頂けました。

 また、これは他の学校、どの子供たちにも共通して言えることですが、大人が思っている程「味音痴」というわけではなく、種類別飲み比べでも、味の違いについての感想も的を射ていますし、調味料出汁と天然(昆布+煮干し)出汁の味噌汁の違いについてはっきりした返答をする子供は多数います。

 よって、価格や簡便性を追求するあまり、食品や味の選択肢として、調味料や人工的な商品しか頭の中にない大人の責任は大きく、逆に、こういった食育事業(授業)の有用性を改めて痛感した。

 

 

食育授業レポート

2024.2.15

学校名: 横浜市立山元小学校

日にち:2024年2月1日(木)

学 年: 5年1組 32名 1時間目 8:45~9:30/5年2組 33名 4時間目 9:30~10:15

 

 1時間目の授業開始に備えて、午前7時に山元小学校に到着。

早々に準備に取り掛かりました。家庭科室に器材・食材を運び、簡単な打ち合わせをしたあと、

試食の準備・味噌汁作りと準備開始です。

みなさんのご協力により短時間で終えることができ、1時間目の授業開始を待つだけです。

1時間目は、8時45分からです。

 1組の児童のみなさんが家庭科室にいらして、専科の先生からご紹介をしていただき授業の始まりです。

まずはじめに、小冊子『こんぶ』を使って、昆布がどのようにして成長していくか?を説明させていただき、北海道沿岸で採取される利尻昆布・羅臼昆布・長昆布・日高昆布・真昆布・折昆布の実物を紹介しながら、形態・香り・用途・だしの違いについて説明させていただきました。

 次に「5枚のパネル写真」を使って、昆布がどのように成長するのか、採取の仕方、乾燥方法、そして製品完成までを説明させていただきました。

クラス代表の児童さんに『昆布マッカ』・「水中器」を手にとっていただき、どのようにして昆布を採取するのかを疑似体験していただきました。

 

 次に『折昆布』の長さ当てクイズ?一片の長さが55cm、幾重にも折り込まれた昆布・・・・・・

『何回折り込まれているか答えて下さい!!』の問いかけに、元気に手を挙げて答えてくれました。 

『3回・・・5回・・・6回・・・8回・・・12回・・・15回・・・』・・答えていただきました。

『それでは、実際に広げてみましょう!!』 

児童のみなさんにお手伝いいただきながら、折れぬよう慎重に広げてゆきます。

児童の皆さんには、その場で香りを嗅いでいただきました。

感想は?『いい匂い』と好評です!!さて 正解は・・・14回折られていました。 

はじめて目にする昆布の長さにちょっと驚きの様子です!!

 

 続いては、試食です。今回は、『羅臼昆布・日高昆布・塩昆布』を用意いたしました。

最初に、羅臼昆布・・日高昆布・・塩昆布の順に試食していただきました。

硬い昆布を口に含んで噛み噛みタイムです。

お皿に盛られた昆布を完食するグループもいて、嬉しくなりました。

 食育授業の締めは「味噌汁の飲み比べ」です。

  • 水と味噌  ② 昆布だしと味噌  ③ 昆布だしとかつお(合わせダシ)と味噌の三種類

どれだか分らぬように、紙コップに『赤シール・青シール・シールなし』を貼ってどれがどの味噌汁か分からぬようにして試飲開始です。

はじめに「シールなし・・赤シール・・青シール」の順に飲んでいただき、どの味噌汁が一番美味しいか手を挙げて答えていただきました。

児童のみなさん、一番人気は『青シール』・二番人気は「赤シール」・少数でしたが「シールなし」にも手を挙げて下さいました。

それでは、どの色のシールがどの材料で作った味噌汁かお知らせしました。

シールなしは水とお味噌。赤シールは昆布だしとお味噌。青シールは昆布だしとかつお節とお味噌です。

個々それぞれ趣向の違いがあって、今後の参考にさせていただきます。

 

そろそろ授業の終わりの時間です。

授業の締めは、児童のみなさんへ『日高昆布のプレゼント』です。

簡単なだしの取り方を説明させていただき、『今日のお話したことを思い出しながら、お家の皆さんにお味噌汁を作って下さい』とお願いして授業を終わらせていただきました。

 

専科の先生・栄養担当の先生・担任の先生 ご協力いただき  『ありがとうございました』

 

東京昆布協会

藤田正洋・藤田大輔・藤田隆之介・吹田勝良

                                    

昆布食育授業 レポート

2023.11.13

学校名:杉並区立高井戸第三小学校

日にち: 2023年10月19日(木)

3年1組 29名 3時間目 10:40~11:25

3年2組 30名 4時間目 11:30~12:15

3年3組 31名 5時間目 13:15~14:00

 

 3時間目の授業開始に備えて、午前9時から準備開始です。

副読本『こんぶ』と45分授業の内容をプリントした用紙を児童の皆さんに配布しました。

副読本を使いながら、北海道沿岸で採れる昆布について、実物を見ていただきながら形態・香り・用途・だしの違いについて説明をいたしました。

 

  昆布がどのように成長するのか、採取の仕方、乾燥方法、そして製品完成までをパネル写真を使って説明させていただきました。

  クラス代表の児童さんに『昆布マッカ』・「水中器」を手にとっていただき、どのようにして使うかを説明させていただきました。

重たい『昆布マッカ』を手に取り、水中器をのぞいて昆布を探す様子を実地に体験です。

 

 次に『折昆布』の長さ当てクイズ?一片の長さが55cm、幾重にも折り込まれた昆布・・・・・・

『何回折り込まれているか答えて下さい!!』の問いかけに、元気に手を挙げて答えてくれました。

『3回・・・6回・・・8回・・・12回・・・15回・・・20回・・・』・・答えていただきました。

『それでは、実際に広げてみましょう』 児童のみなさんにお手伝いいただきながら、折れぬよう慎重に広げてゆきます。

その場で香りを嗅いでいただきました。感想は?『いい匂い』と好評です!!さて 正解は・・・15回折られていました。 (答えは・・8メートル25センチ)

はじめて目にする昆布の長さにちょっと驚きの様子です!!

 

 続いては、試食です。今回は、『利尻昆布・羅臼昆布・日高昆布・真昆布・塩昆布』を用意。

硬い昆布を口に含み、噛み噛みタイムです。お皿に盛られた昆布を完食するグループもいて、嬉しくなりました。

 食育授業の締めは「味噌汁の飲み比べ」です。

  • ①水と味噌  ② 昆布だしと味噌  ③ 昆布だしとかつお(合わせダシ)と味噌の三種類

どれだか分らぬように、紙コップに『青シール・オレンジシール・シールなし』を用意して試飲開始です。

シールなし・青シール・オレンジシールの順に飲んでいただき、どの味噌汁が一番美味しいか手を挙げて答えていただきました。

 児童のみなさん、『オレンジシール』に多くの手があがっていました。

それでは、どの色のシールがどの材料で作った味噌汁かお知らせしました。

シールなしは水とお味噌。青シールは昆布だしとお味噌。オレンジシールは昆布だしとかつおとお味噌です。

 そろそろ授業の終わりの時間です。

授業の締めは、児童のみなさんへ『日高昆布のプレゼント』です。

簡単なだしの取り方を説明させていただき、『今日のお話したことを思い出しながら、お家の皆さんにお味噌汁を作って下さい』とお願いして授業を終わらせていただきました。

 

高井戸第三小学校 支援本部のみなさま、PTAのみなさま、教職員のみなさま、設営、駆け足での授業、味噌汁 配膳 そして後片付けとご協力いただきました。

『ありがとうございました』

 

東京昆布協会:藤田正洋・藤田大輔〘京浜海藻〙

昆布食育授業レポート

学校名  大田区立大森第三小学校

日にち  2023年3月1日(水)

学年  6年生 3クラス

3組 2時間目 9:35~10:20  山口先生 28名

1組 3時間目 10:40~11:25  光永先生 28名

2組 4時間目 11:30~12:15  篠原先生 28名

小林副校長先生・スクールサポーターさん 3名

東京昆布協会  藤田正洋・藤田大輔【京浜海藻㈱】

 

《授業内容》

各担任の先生からご紹介していただき、45分授業のスタートです。

 

  • (1)昆布がどのようにして成長していくのかを、小冊子「こんぶ」と「パネル写真」を使って説明をいたしました。

  

  • (2)北海道内で採れる昆布を紹介。それぞれの地区で採取される実物の昆布を見ていただきながら、特徴と主要な用途についてお話をしました。

〈道北地方 利尻昆布〉〈道東地方 羅臼昆布・ナガコンブ(釧路・根室)〉
〈道央地方 日高昆布〉〈道南地方 真昆布〉

  • (3)採取道具 紹介

「昆布マッカ」 「水中器」

どのように使うかを説明してクラスの代表者さんに、『にわか漁師さん』になっていただき「疑似体験」をしてもらいました。

水中器をのぞいて昆布を探し、マッカで挟みネジって引き上げてもらいました。
昆布マッカの重さにちょっと驚きの様子です。

  •  
  • (4)続いては、生徒のみなさんにクイズです。

「折昆布」の長さを当ててもらうクイズを出しました。

長さ55センチに折られた昆布、これの全長を答えていただく問題です。

『それでは・・・幾重にも折られている昆布 何折されているか?』を答えていただきました。
3回 5回 8回 10回 12回・・ 多くの答えが出ました。

『それでは、実際に広げてみましょう!!』生徒のみなさんにお手伝いをしていただきながら、慎重に広げていきます。

  

結果は・・・ 14回おられていました。生徒のみなさんには、香りを嗅いでいただきました。
『とってもいい匂い』と高評価です。

  •  
  • (5)だしの取り方について

水1リットルに昆布20グラムを入れて、20~30分置いたのち、火に掛け沸騰する前に火を止めて、出来上がり。

その昆布だしにかつおぶしを加えますと『合わせダシ』になります。

 

(6)実際にお家で『だし』を取っていただくために、みなさんに「日高昆布」をプレゼントさせていただきます。
お家の方と一緒に『美味しいダシ』に挑戦してみてください。とお願いをして授業を終わらせていただきました

最後まで熱心に聞いて下さった生徒のみなさん、お手伝いをして下さったスクールサポーターのみなさま、ありがとうございました。

昆布食育授業レポート

2023.3.30

学校名: 大田区立大森第三小学校

日にち: 2023年3月11日(土)

学年 : 5年生 3クラス

2組 2時間目  9:20~10:05  堤先生  30名

1組 3時間目 10:25~11:10  小沼先生 30名

3組 4時間目 11:15~12:00  篠原先生 30名

吉成校長先生・小林副校長先生・スクールサポーターさん  2名

東京昆布協会  藤田正洋・藤田大輔・藤田隆之介【京浜海藻㈱】

 

≪授業内容≫

各担任の先生からご紹介していただき、45分授業のスタートです。

  •  
  • (1)昆布がどのようにして成長していくのかを、小冊子「こんぶ」と「パネル写真」を使って説明をいたしました。
  • (2)北海道内で採れる昆布を紹介。それぞれの地区で採取される実物の昆布を見ていただきながら、特徴と主な用途についてお話をしました。

〈道北地方 利尻昆布・根昆布〉〈道東地方 羅臼昆布・ナガコンブ(釧路・根室)〉

〈道央地方 日高昆布〉〈道南地方 真昆布・折昆布〉

  • (3)採取道具 紹介   

「昆布マッカ」 「水中器」

どのように使うかを説明して、生徒さんに『にわか漁師さん』になっていただき「疑似体験」をしてもらいました。

水中器をのぞいて昆布を探し、マッカで挟みネジって引き上げてもらいました。

昆布マッカの重さにちょっと驚きの様子です。こんぶ役は、協会の藤田。

 

  • (4)続いては、生徒のみなさんにクイズです。

函館で採れる『折昆布』の長さを当ててもらうクイズです。

『長さ55センチに折られた昆布、さてどれくらいの長さがあるでしょうか』

 3回 5回 8回 10回 12回・・ 多くの答えが出ました。

『それでは、実際に広げてみましょう!!』

生徒のみなさんにお手伝いをしていただきながら、慎重に広げていきます。

 

   結果は・・・ 14回折られていました。 

お手伝いいただいた生徒さんには、その場で香りを嗅いでいただきました。『とってもいい匂い』と高評価です。

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  • (5)だしの取り方について

藤田(大)から簡単ダシの取り方をお話いたしました。

昆布だし・・・水1リットルに昆布20グラムを入れて、30分置いたのち、火に掛け、沸騰する前に火を止めて、出来上がり。

合わせダシ・・・その昆布だしにかつおぶしを加えますと『合わせダシ』になります。

  •  
  • (6)実際にお家で『だし』を取っていただくために、みなさんに「日高昆布」をプレゼントさせていただきます。お家の方と一緒に『美味しいダシ』に挑戦してみてください。とお願いをして授業を終わらせていただきました

最後まで熱心に聞いて下さった生徒のみなさん、お手伝いをして下さったスクールサポーターのみなさま、ありがとうございました。

〜昆布食育教室レポート〜

  • 昆布大使の方々と一緒に昆布食育教室を開催しました。
    •  
    • 日時:2月18日土曜日3~4時限目
    • 場所:京橋築地小学校(東京都中央区築地3丁目)
    • 食育授業の対象は5年生(約40名) (保護者、教職員約20名)
    •  
    食育教室はお子様とその保護者の皆様に、昆布をもっと知っていただき、食生活の向上と健康の増進に寄与することを目的として開催しています。
    この日は学校公開ということもあり保護者の方にも授業に参加していただきました。
     
【授業内容】
・昆布の生態
・昆布の歴史
・出汁の取り方
・色々な昆布の出汁の飲み比べ
 
今回も児童の皆さん昆布に興味津々で、積極的に授業に参加してくれました。
昆布の出汁の飲み比べでは実物の昆布を手に持ち、実際にその場で昆布の出汁を取りました。
多くの子どもたちがそれぞれの昆布の特徴を正確に捉えることができました。
そして昆布が日本食に欠かせない食材であり日本の食文化を支えてきたことをその歴史と共に学ぶこともできました。
子どもたちがこの日学んだことを多くの人に伝え、さらに”だし”にらついて理解してもらえたらと願っています。
 
参加してくれた児童の皆さんならびに保護者の皆様、熱心に聞いてくれてありがとうございました。
そしてご協力いただいた先生方、昆布大使の皆様には大変感謝しております。
 

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