昆布食育授業レポート
学校名: 大田区立大森第三小学校
日にち: 2023年3月11日(土)
学年 : 5年生 3クラス
2組 2時間目 9:20~10:05 堤先生 30名
1組 3時間目 10:25~11:10 小沼先生 30名
3組 4時間目 11:15~12:00 篠原先生 30名
吉成校長先生・小林副校長先生・スクールサポーターさん 2名
東京昆布協会 藤田正洋・藤田大輔・藤田隆之介【京浜海藻㈱】
≪授業内容≫
各担任の先生からご紹介していただき、45分授業のスタートです。
- (1)昆布がどのようにして成長していくのかを、小冊子「こんぶ」と「パネル写真」を使って説明をいたしました。
- (2)北海道内で採れる昆布を紹介。それぞれの地区で採取される実物の昆布を見ていただきながら、特徴と主な用途についてお話をしました。
〈道北地方 利尻昆布・根昆布〉〈道東地方 羅臼昆布・ナガコンブ(釧路・根室)〉
〈道央地方 日高昆布〉〈道南地方 真昆布・折昆布〉
- (3)採取道具 紹介
「昆布マッカ」 「水中器」
どのように使うかを説明して、生徒さんに『にわか漁師さん』になっていただき「疑似体験」をしてもらいました。
水中器をのぞいて昆布を探し、マッカで挟みネジって引き上げてもらいました。
昆布マッカの重さにちょっと驚きの様子です。こんぶ役は、協会の藤田。
- (4)続いては、生徒のみなさんにクイズです。
函館で採れる『折昆布』の長さを当ててもらうクイズです。
『長さ55センチに折られた昆布、さてどれくらいの長さがあるでしょうか』
3回 5回 8回 10回 12回・・ 多くの答えが出ました。
『それでは、実際に広げてみましょう!!』
生徒のみなさんにお手伝いをしていただきながら、慎重に広げていきます。
結果は・・・ 14回折られていました。
お手伝いいただいた生徒さんには、その場で香りを嗅いでいただきました。『とってもいい匂い』と高評価です。
- (5)だしの取り方について
藤田(大)から簡単ダシの取り方をお話いたしました。
昆布だし・・・水1リットルに昆布20グラムを入れて、30分置いたのち、火に掛け、沸騰する前に火を止めて、出来上がり。
合わせダシ・・・その昆布だしにかつおぶしを加えますと『合わせダシ』になります。
- (6)実際にお家で『だし』を取っていただくために、みなさんに「日高昆布」をプレゼントさせていただきます。お家の方と一緒に『美味しいダシ』に挑戦してみてください。とお願いをして授業を終わらせていただきました
最後まで熱心に聞いて下さった生徒のみなさん、お手伝いをして下さったスクールサポーターのみなさま、ありがとうございました。