こんぶネット 一般社団法人 日本昆布協会

新着情報

こんぶネットの新着情報をはじめ、ニュースリリース情報や、イベント・キャンペーン等の最新情報などをアナウンスしています。

昆布食育教室

食育授業レポート

2019.11.22

今回、保育園主催の勉強会のテーマが「保育園の給食がおいしいわけ」ということで、
かねてから昆布で出汁をとって頂いているのでその「旨み」についてお話させて頂きました。

 

保育園名  東邦大学保育園
日にち     令和元年11月15日(金)
対象者   在園児の保護者 20名
卒園生        2名
教職員       10名
時間       18時~20時
場所       会議室

 

構成は二部構成となっており第1部は昆布協会からのお話、第2部は実際保育園で

提供されているおうどんの試食です。

   

常日頃から忙しく、また平日の夕方仕事終わりの方の参加も多数だった為
昆布のお話よりはご自身で試食、試飲して実感してもらう構成とさせて頂きました。
最初に冊子とパネルを使って、北海道で採れる昆布の種類など説明しました。
次に雑学と致しまして、私自信が催事などでお客様に質問されることが多い内容を発表、説明致しました。

①出汁の取り方
昆布から出汁を採る!難しくまた、面倒と思っている方がほとんどの会場で参加してくれた
卒園生(小2年生)に手伝って貰い「今日の夕飯は鍋」という設定のもと、昆布水を作る作業をして
もらいました。「難しかったかな?」の言葉に「簡単だった」と照れながら返事くれた時には
保護者の方からも笑顔がこぼれる位手軽が伝わったと思います。

②保存方法

③付着している白い粉について
湿気には十分気を付けてもらう事と同時に昆布は保存をしっかりしていれば美味しくなっていく
食品である、またその白い昆布の粉は旨み成分ですよと説明をさせて頂きました。

次に試食です。日高・利尻・真昆布・羅臼昆布・とろろ・塩昆布を試食して頂きました。
今までに食べた事のない昆布に驚く保護者の方、好みを話し合う保護者の方、美味しいを連呼する
保護者の方、昆布の香りにも劣らない笑顔でいっぱいでした。

   

次に試飲です。今回3パターンのお味噌汁を用意致しました。
●水+味噌
●青 昆布水+味噌
●赤 昆布水+かつお+味噌
参加者の方には事前にどれがどのお味噌汁か伝えてはおりません。
自分の味覚だけを頼りに試飲をしてる中、香りで合わせ出汁は簡単に分かってしまう結果ですが緑から青の
「全然違う!」の多い反応には昆布の凄さを実感して頂けたのではないかと思います。

最後に参加者全員に昆布協会から日高昆布をお配りさせて頂きました。

最後に、今回のテーマである「保育園の給食がおいしいわけ」は料理の基礎になっている出汁、
昆布1枚で旨みがアップする事、また皆さんが考えているより簡単に出汁が採れるという事を
実感して頂けた会ではないかと思います。
「和食」・「旨み」ブームで終わるのではなく今後「昆布のファン」になってもらえれば嬉しく思います。

参加された保護者の方、卒園生、教職員様、ご多忙中にも関わらず勉強会にご参加頂きまして
ありがとうございます。また今回の食育授業を開催するにあたり準備などして頂いた関係各社様にもお礼
申し上げます。ありがとうございました。

東京昆布協会 藤田大輔

食育授業レポート

2019.11.5

学校名  東京都杉並区立高井戸第三小学校
日にち  令和元年10月23日(水)
学年  3年生
2時間目 3組 28名  9:35~10:20
3時間目 1組 29名 10:40~11:25
4時間目 2組 30名 11:30~12:15
場所  家庭科室

高三小 学校支援本部コーディネーターの方から「食育授業」のご依頼のメールをいただいて

始めさせていただきましたのが3年前です。
毎年3年生の児童の皆さんに授業をさせていただいています。
今年も支援隊の皆様には、試食、試飲、そして味噌汁を作っていただくなど2時間目の開始に向けて、

朝早くから準備をしていただきました。3クラスさんとも45分間授業です。
授業開始のチャイムとともに、児童の皆さんのご挨拶、担任の先生の諸注意で始めさせていただきました。
まず最初に、冊子「こんぶ」とパネルを使って、北海道で採れる昆布の種類と実物

(利尻、羅臼、長が昆布、日高、真昆布)を提示し、こんぶの成長、こんぶの採取道具(昆布マッカ・水中器)

などの説明をさせていただきました。

次に…函館で採れる折昆布の長さを当ててもらうため、一辺の長さ55㎝これが幾重にも折られていますが、

さて何折れされているのかを予想していただきました。5回… 6回… 8回… 10回…

答えをいただきました。
「それでは実際に広げてみましょう!!」児童の皆さんに協力していただき、ひと折…ひと折 広げてゆきます。答えは…13折 長さは、7,15m
その長さに、ビックリ!! お手伝いして下さった児童の皆さんには、香りも嗅いでいただきました。

「とってもいい匂い」嬉しい答えをいただきました。

児童のひとりにお手伝いをお願いして、昆布マッカと水中器を使って昆布をどのように採取するかを

体験していただきました。続いて…こんぶとこんぶ製品の試食です。
こんぶは「日高昆布と羅臼昆布」 昆布製品は『無添加しおこんぶと無添加とろろ昆布』を用意いたしました。
日高昆布、羅臼昆布、とろろ昆布、しお昆布の順に試食です。
硬い昆布を口に含みじっくり味わう児童の皆さん。完食するグループもいて、大人気でした。

次に…試飲をしていただきました。
今回は真昆布、利尻昆布、日高昆布、羅臼昆布の4種類です。
順に試飲していただき飲み終えた後、皆さんにどれが一番美味しいと感じたか手を挙げて答えていただきました。
クラスによって人数は異なりますが、日高昆布、羅臼昆布に人気が集まっていました。

最後に…味噌汁の飲み比べです。水のみ、昆布水、合わせダシの3種類を用意していただきました。
お味噌は、学校給食で使っていらっしゃるお味噌をご提供いただきました。
児童の皆さんには、どれがどの味噌汁かわからぬように、紙コップに緑・青・黄のシールを貼って

飲んでいただきました。みなさん 美味しそうに飲んでくださいました。
最初は「緑色のシールの味噌汁」…次に青色、最後に黄色と順に試飲です。
飲み終えた後で、皆さんに一番美味しいと思った色の味噌汁に手を挙げていただきました。
これもクラスによって人数に違いはありましたが、一番多かったのは黄色で、次に青色、緑色はごく少数でした。
さて、どれがどの味噌汁かをお知らせいたしました。
緑色はお水のみ、青色は昆布だし、黄色は合わせダシ(昆布だしとかつおぶし)です。
授業の終わりにあたり、児童の皆さんに「プレゼント」と「宿題」をさせていただきました。
後日協会から日高昆布をお持ち帰りいただきます。
この昆布を使って今日習ったことを生かして、お家の方にお味噌汁を作って差し上げてください。
これが「宿題」です。3年生の児童のみなさん、担任の先生方ありがとうございました。
校長先生・副校長先生公務御多忙中にもかかわらず、授業をご参観いただきありがとうございました。
お手伝いいただきました「高三小学校支援本部コーディネーターのみなさま」朝早くから準備をしていただき感謝申し上げます。ありがとうございました。

児童のみなさんからも…元気な声でお礼の言葉をいただきました。

東京昆布協会 河邊克己・藤田正洋・藤田大輔

 

食育授業レポート

2019.8.29

いりいちスクールサポーターさんからのご依頼で『食育授業』を実施いたしました。

 

学校名:大田区立入新井第一小学校
日時:令和元年7月26日(金) 午後1時~午後4時
会場:家庭科室
人数:児童35名(4年~6年)、いりいちサポーター4名

 

当日は、午後1時に皆様にご集合していただき早速準備に取り掛かりました。
ひとテーブル6名で6テーブルでの開催です。

児童の皆さんには、冊子『こんぶ』と講座のスケジュールのプリントをお渡ししました。
午後2時 授業開始、冊子『こんぶ』を使って、北海道で採れるいろいろな昆布の紹介、

昆布がどのようにして着生して、製品になるかをパネルと昆布を使って説明をいたしました。
採取道具の昆布マッカと水中器には、児童の皆さん興味津々でした。
実際に採取道具などを手にして、どのようにして昆布を取るのか体験してもらいました。

折昆布を使って、長さ…当てクイズをいたしました。一遍の長さ55センチ…何回にも折られています。

さて?長さはどのくらいでしょう??
児童の皆さんから答えを出してもらいました。
正解は、13回折られていて7メートル15センチ。長さに…みなさんビックリ!!

次は、昆布試食と昆布製品の試食です。
児童の皆さんには、銘柄をふせて『日高昆布・利尻昆布・真昆布・羅臼昆布』

4種類のカットした昆布と『無添加とろろ昆布・無添加塩昆布』を試食してもらいました。
完食するテーブルもあり大人気でした

次に…昆布水だし 日高昆布・利尻昆布・真昆布・羅臼昆布の4種類。
一番人気は日高昆布でした。

最後に『味噌汁の試飲』です。
『水のみ』、『こんぶだし』、『合わせダシ』の 3種類の味噌汁を、

いりいちサポーターの皆さんに作っていただきました。
熱い味噌汁を冷ましながら飲んでいただきました。
飲み終えて、どれが一番美味しかったですか?と、皆さんにお尋ねしました。
圧倒的に!!! 『こんぶだしがいちばん美味しい』とのこと。
今回のだし昆布は『日高昆布』
嬉しい答えをいただきました。

今回の食育授業で『こんぶのこと』『ダシのすばらしさ』を少しでも分かっていただけたと思います。
授業の終わりに、児童の皆さんに宿題を出さしていただきました???
ご参加下さった児童の皆さん・保護者様に『日高昆布』をお持ち帰りいただき

この昆布を使って、おうちでだしを取っていただき、家族の皆さんに美味しい味噌汁を作って下さい。
これが『夏休みの宿題です』
感謝の気持ちを込めて…  授業を終えさせていただきました。
入新井第一小学校の児童の皆さん いりいちスクールサポーターの皆様ありがとうございました。

食育教室レポート

2019.7.11

昆布大使  広島 大倉由美

令和元年6月28日(金)広島県呉市立音戸小学校にて、昆布食育教室を開催しました。
音戸小学校は、平清盛が一日で切り開き航路を作ったことで有名な音戸の瀬戸から車で

10分のところに位置しています。

★学校名  呉市立音戸小学校
★日にち  令和元年6月28日(金)
★参加者 小学5年生 17名 先生2名
★時間  3・4時間目90分授業

 

前半は島谷昆布 濱本社長より「こんぶ」の副読本に沿って進めていただきました。
昆布の産地の特徴や栄養のお話し、パネルを用いながらのクイズもありました。
昆布漁から出荷までのビデオを見て、 より理解を深めてもらいました。

子どもたちは実際に「折昆布」を広げて手に取ってその長さにびっくり!!
手の感触や香りも体験しました。

本日の利き昆布は「真昆布」「日高昆布」「羅臼昆布」の3種類を用意。
試飲してだしの色や味の違いを感じてもらいました。

昆布の試食タイムでは「とろろ昆布」「おやつ昆布」などを味わいました。
次々と手が出て、あっと言う間に空っぽになりました。

後半は「昆布だし」と「昆布とかつおの合わせだし」のデモンストレーションを行ないました。
教卓に集まってもらい、昆布の扱い方や水に浸けて大きくなった昆布を見てもらいました。

実際にだしが取れたら「わ~!いい香り」の歓声が!!

いよいよおみそ汁の飲み比べです。

「みそ+白湯」「みそ+昆布だし」「みそ+合わせだし」の3種類。
どのみそ汁が気にいったか聞いてみると、「みそ+合わせだし」が大多数でした。
こんぶとかつおの相乗効果を感じてもらえました。

班ごとの感想では、「だしを取ったみそ汁は美味しい」「家でもだしを取ってみたい」など嬉しい声も

聞けました。
広島は瀬戸内海に面しているということもあり、普段はよく「いりこ」を使う土地柄です。
今日の食育教室を通じてより「昆布」が身近な食材になってくれることを願っています。
音戸小学校5年生のみなさんそして先生方、どうもありがとうございました。

担当   島谷昆布 濱本社長
協力   上田昆布 上田社長・瀬川食品 瀬川さん
昆布大使 大倉 由美

食育授業レポート

2019.3.16

学校名  大田区立大森第三小学校
日にち 平成31年3月8日(金)
学年  6年1組 29名 3時間目 10:40~11:25
6年2組 29名 4時間目 11:30~12:15
6年3組 29名 5時間目 13:30~14:15

各クラスとも45分授業を行いました。
参加者  先生6名 保護者12名

授業内容は、副読本『こんぶ』を見ながら……
① 北海道で採れるいろいろな昆布について、実物を見ながら説明をいたしました。
② 昆布がどのようにして生育していくかを『パネル』を見ながら説明をいたしました。
採取で使います『昆布マッカと水中器』を紹介いたしました。
③ 函館産『真昆布』の長さ当てクイズ?幾重にも折り込まれた昆布……?
さて、その長さは?児童の皆さんに答えていただきました。
答えは…児童の皆さんにお手伝いしていただき、広げてみました。
正解は…7メートル15センチ 初めて目にする昆布の長さにちょっと驚き!!

昆布のお話に続いては、試食です。

お手伝いの保護者様にもご参加いただきました。
『日高昆布・真昆布・利尻昆布・羅臼昆布』昆布を加工した『とろろ昆布・塩昆布』を順々に

試食してもらいました。
口いっぱいに頬張る児童皆さんの笑顔に少し嬉しくなりました。
お皿の昆布を完食するグループもいて、二重の喜びです。
続いて、昆布の試飲です。

今回は『日高昆布と羅臼昆布の飲み比べ』です。
透明カップに赤と黄のシールを貼って、どちらの昆布ダシか分からないようにして、

試飲していただきました。
『みなさん、違いを分かっていただけましたか?』
飲み終わって…『どちらが美味しかったですか?』
各クラスの児童の皆さん、先生方、保護者の皆様にも手を挙げていただきました。
児童の皆さんの多くは『赤シール』の方が美味しいと手を挙げてくださいました。
答えは… 赤シールは日高昆布、黄シールは羅臼昆布です。
続いて…3種類の味噌汁飲み比べをしました.
① 水と味噌  ② 昆布だしと味噌  ③ 昆布だしとかつおと味噌
どれだけか分からぬように、紙コップに赤・緑・青のシールを貼って試飲です。
はじめに、赤、緑。青の順で飲んでいただきました。
みなさんに、どれが一番美味しいか手を挙げていただきました。
3クラスの児童の皆さんの多くが『緑』に手を挙げて下さりました。
保護者の皆さんは『青』が多かったです。
それでは、どの色のシールがどの材料で作った味噌汁か説明をいたしました。
赤シールは水と味噌。緑シールは昆布だしと味噌、青シールは昆布だしとかつおと味噌
『ご協力ありがとうございました』

そろそろ、授業の終わりの時間です。
皆さんに昆布のプレゼントをさせていただきます。
『今日習ったことを思い出しながら、ご家族の皆さんにお味噌汁を作って下さい』と、

お願いして授業を終わらせていただきました。

準備から後片付け、ご協力くださいました保護者の皆様ありがとうございました。

東京昆布協会 藤田正洋

大田区立大森第三小学校 食育レポート

2月19日(火) 大田区立大森第三小学校にて食育授業をさせていただきました。

場所/大田区立大森第三小学校

開催学年/4年2組 3時間目(10:40~11:25)

4年1組 4時間目(11:30~12:15)

時間/45分授業

東京昆布協会より藤田正洋・藤田大輔《京浜海藻㈱》が担当いたしました。
会場の家庭科室に午前9時30分に集合して、お手伝いして下さる保護者の方と簡単な打ち合わせを

してから準備を始めました。
両クラスとも担任の先生のご挨拶から授業のスタートです。

副読本『こんぶ』を使いながら、北海道沿岸で採れるいろいろな昆布について、実物を見ながら

形態・香り・だしの違いなどを説明をいたしました。
昆布がどのようにして成長するのか、採取の仕方、そして製品の完成までをパネルを使って

解説させていただきました。
漁師の皆さんが採取する際に使います、昆布マッカ・水中器を実際に手に取っていただき、

どのようにして取るのかを体験していただきました。

函館の折昆布について、児童の皆さんに問題を出させていただきました。長さ当てのクイズです。
『一辺の長さ55㎝ 幾重にも折重なっています? これがヒントです。さあ何メートルでしょうか?』
手を挙げていただき、3メートル? 5メートル? 10メートル? 15メートル?

さあ!!実際に広げてみることにしました。児童の皆さんにもお手伝いしていただき、一折…二折…
まだまだ折り込まれています。

答えは、12折6.6メートルでした。
『これほど長い昆布を見たことのない!』皆さんにとって驚きのようです。

続いて試食です。普段乾燥した昆布を口にすることなどないので、小さくカットした

『日高昆布・利尻昆布・羅臼昆布・真昆布』を召し上がっていただきました。

それぞれの香りやうま味の違いが少しでも判っていただけたのではないでしょうか。
ふわりとしたとろろ昆布『口の中に入れた途端とろけてしまいました』と感想。
お吸い物やおにぎりに巻いて召し上がって下さい。

次は、昆布水だしと味噌汁の試飲です。
「日高昆布・利尻昆布・羅臼昆布・真昆布」の昆布水で香り、だしの違いを味わっていただきました。
味噌汁の飲み比べでは、保護者の皆さんに三種類の味噌汁を作っていただきました。
だしは、羅臼昆布を使いました。
紙コップに三色のシールを貼ってどれがどの材料で作った味噌汁か当ててもらいました。
三種類は…
① 水+味噌  ② 昆布だし+味噌  ③ 昆布だし+鰹+味噌
① から順に飲んでいただきました。皆さんに、一番おいしいと思った味噌汁を尋ねました。
一番多かったのは、③番目の味噌汁でしたが、②番目の味噌汁も人気でした。
授業の終わりに、協会より児童の皆さんに日高昆布のお土産を用意させていただきました。

今日の授業のことを思い出しながら、お家でも美味しいダシを取っていただき、

味噌汁を作って下さい。とお願いをいたしました。
慌ただしい45分授業でしたが、児童の皆さん、保護者の皆様が昆布にご理解いただき、

食育の大切さを知っていただけましたら幸いです。

新宿区立落合第二小学校 食育レポート

2月16日(土) 新宿区立落合第二小学校にて食育授業をさせていただきました。

場所/新宿区立落合第二小学校

開催学年/6年1組(8:45~9:30) 2組(9:45~10:30)

時間/45分の食育授業

 

当日、学校公開日で大勢の保護者の皆様にも参観していただきました。
協会より藤田正洋・藤田大輔〈京浜海藻㈱〉が担当いたしました。
会場の家庭科室に午前8時に集合して、担任の先生、お手伝いの保護者の方と簡単な打ち合わせをしてから

準備を始めました。
両クラスとも担任の先生のご挨拶から授業のスタートです。

副読本『こんぶ』とパネルを使いながら、昆布の産地、昆布の成長、採取の仕方、製品になるまでを

説明させていただきました。
漁師の皆さんが使っている採取道具(昆布マッカ・水中器)を手に取ってもらいました。
北海道沿岸で採れる昆布の紹介では、昆布を手に取り、香りの違いも体験していただきました。
函館の「折昆布」について、児童の皆さんに問題を出させていただき…長さを当てていただきました。

『一辺の長さ55㎝ 幾重にも折り重なっていますよ? これがヒントです』
手を挙げて答ていただき、3メートル? 5.5メートル? 8メートル? 15メートル…
さあ!それでは広げてみましょう。児童の皆さんにお手伝いをしてもらい

一折、二折…まだまだ折り込まれています。
答えは12折 6.6メートルでした。 昆布の長さにみなさんビックリ!!

 

続いて試食です…普段乾燥した昆布を口にすることのない皆さんに、カットした

『日高昆布・利尻昆布・真昆布・羅臼昆布』を召し上がっていただき、それぞれの昆布の

香りやうま味の違いが少しでも判っていただけたのではないでしょうか?
ふわりとしたとろろ昆布『口の中に入れた途端、とろけてしまいました』との感想。
お吸い物や、おにぎりに巻いて召し上がって下さい。

 

次は…昆布水だしと味噌汁の試飲です。日高昆布でだしを取った「昆布水」を味わていただきました。
保護者の皆様に三種類の味噌汁を作っていただきました。だしは「日高昆布」で取りました。

コップに三色のシールを貼ってどれがどの材料で作った味噌汁か当ててもらいました。
三種類は…
① 水+味噌  ②昆布だし+味噌  ③昆布だし+鰹+味噌
① から順に飲んでいただきました。そこでみなさんに、一番おいしいと思った味噌汁を尋ねました。
一番多かったのは、③の味噌汁でしたが、②の味噌汁にも児童の皆さんが手を挙げてくださいました。

授業の終わりに、協会より児童の皆さんに日高昆布のお土産を用意させていただきました。

今日の食育授業でのことを思い出して、お家でも美味しいだしを取っていただき、味噌汁を作って下さい。

とお願いいたしました。
駆け足の45分授業でしたが、児童の皆さん、保護者の皆様が昆布にご理解いただき、

食育の大切さを知っていただけましたら幸いです。

 

 

昆布食育教室『昆布のお話』

2019.2.28

2月16日(土) 京橋築地小学校にて昆布食育教室を開催しました。

場所/東京都中央区京橋築地小学校
参加者/5年生 児童50名保護者10名
時間/1,2時限

■昆布講座
■昆布出汁の取り方実演
■昆布の種類と出汁の飲み比べ
■合わせ出汁の取り方実演
■味噌汁の作り方&飲み比べ

 

昆布講座では、(株)吹田商店、吹田社長による昆布の生態や昆布漁の様子、昆布の歴史などのお話。昆布漁の動画などもみてもらいました。

 

実際に昆布漁で使われている道具、箱めがねや竿などもみんなで触ってみます。

 

 

昆布大使林くみ子さんによる昆布出汁の取り方の実演。

 

種類別の昆布出汁を飲み比べ

 

味噌汁の飲み比べでは、お味噌汁を飲む子供達の笑顔に感激しました。

 

参加してくれた京橋築地小学校5年生の皆さん、熱心に聞いてくれてありがとう!
ご協力いただいた先生方にお礼申し上げます。

また、今回は6人の昆布大使さんにお手伝いいただきました。
林くみ子さん、石川貴代さん、安達章子さん、稲葉奈緒美さん、仁美さん、山内のりえさん
朝早くからお手伝いいただきありがとうございました!

横浜市立幸ヶ谷小学校食育授業レポート

2018.12.9

平成30年11月20日(火)横浜市立幸ヶ谷小学校にて食育授業をさせていただきました。
6年2組の児童たちから総合の授業で『だし』についての発表があるため声を掛けて下さいました。
協会から藤田(京浜海藻㈱)・藤田大輔(京浜海藻㈱)両名が担当させていただきました。
学校支援メンバー 4名(共育倶楽部)様にお手伝いをお願いいたしました。

午後1時に会場の家庭科室に集合して、簡単な打ち合わせのあと準備を始めました。
6年2組33名、担任の前田先生、校長先生、栄養士さんもご参加いただき、7テーブルでスタートです。

 

担任の前田先生のご挨拶から始まり、藤田より昆布の成長、採取方法、採取道具(昆布マッカ・水中器)、製品になるまでを、パネル、北海道で採れるいろいろな昆布、副読本「こんぶ」を見ながら説明いたしました。

 

 

試食では、日高昆布・利尻昆布・真昆布・羅臼昆布をカットしたものを召し上がっていただき、昆布の種類で味や香りが違うことも学んでもらいました。
昆布製品『とろろ昆布・塩昆布』も試食していただきました。
児童から「とろろ昆布はどのようにして作るのですか?」との質問があり、製造工程を説明させていただき、「おぼろ昆布」についても説明をいたしました。

試飲では、日高昆布・利尻昆布・真昆布・羅臼昆布の昆布水を透明カップに入れ、香り、味をテイスティングしてもらいます。カップに4種類のシールを貼り試飲後、どれがどの昆布水かを当てていただくことにいたしました。

 

試食の昆布の味を思い出しながら、皆さん真剣に取り組んでくださいました。
全て正解された児童…予想を上回る正解者数でした。

最後に、味噌汁の試飲です。
共育倶楽部の皆様にお願いして、①水+味噌、②昆布水+味噌、2種類の味噌汁を作っていただきました。
熱い味噌汁を冷ましながらの試飲です。

 

『さあ!!どちらが美味しかったでしょうか?』
②が多かったのは言うまでもありません。
飲み終えて、ちょうど45分の授業も終わりに近づき、今日のことが少しでも参考になり、総合の授業での研究発表に役立てれば幸いです。
発表に際して、分からないことありましたらお問い合わせいただくようお話をして授業を終わらせていただきました。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

後日、食育授業を参考にして、児童みなさんで昆布に付いて調べたことを

総合の授業で発表してくださいました。

授業の様子はこちら>>>

昆布食育教室を実施しました!

11月21日(水)、22日(木) 堺市立久世小学校にて昆布食育教室を開催しました。

場所/堺市立久世小学校
参加者/5年生 180名(5クラス)
時間/11月21日(水)3、4時限
11月22日(木)3、4、5時限

 

5年生の授業(45分)の一環としてクラスごとに5回実施しました。

まずは、担当企業の小倉屋株式会社 池上社長による昆布クイズ。

軽快な話術で、楽しく盛り上げてくださいました。
昆布大使の山口順子さんにもサポートをしていただきました。

Q1 「昆布の採れる場所はどこ??」
①白浜の海 ②九州の海 ③北海道の海
では、5クラスとも正解の③番が多かったです。

Q2 「海の中に生えている昆布の長さはどれくらい??」
①2mくらい ②5mくらい ③7mくらい
では、②5mくらいが圧倒的に多かったのですが、正解は③番。
ここでは、実際の長~い昆布を見てもらいました。

5m以上ある長~い昆布に、みんなビックリ!!
全5問の昆布クイズは難問でしたが、2日間5クラスで、全問正解したお友達は2人でした!

 

次に、出汁の飲み比べをしました。

2日間それぞれ、昆布大使の野口知恵さん、

 

近藤真冬さん、

 

伊藤陽子さんが、

五大栄養素のお話から、昆布の栄養素や五味の中の「うま味」の話をしてくださいました。
そして、いよいよ子供たちに、昆布だし、鰹だしをそれぞれ試飲してもらい、出汁本来の味を体験してもらいました。

※写真真ん中は口直し用の水です。

更に、昆布だしと鰹だしを合わせて、味がどのように変わるかを体験してもらいました。
昆布だしを「美味しい!」という子や、「薄い」という子。
鰹だしを「美味しい。」という子、「魚臭い。」という子。
どちらのだしも「まずい。」というストレートな意見もありました。
そして、昆布だしと鰹だしを合わせただしが「一番美味しい。」という子も多かったようです。
うま味の方程式は 1+1=2ではなく、3にも4にも5にもなるという、
相乗効果のお話も子供たちは興味深く聞いてくれました。

 

試食タイムでは、だし昆布、塩昆布、とろろ昆布をみんなで食べてみました。

昆布のだしは苦手だと言っていた子供たちでも、だし昆布は「美味しい」とパクパク食べていました。
三種類の中で一番人気は、味のしっかりしている塩昆布だったようです。

 

二日間に渡り、参加してくれた久世小学校5年生の皆さんは、今回の昆布教室を踏まえて、次週の調理実習に生かすということもあり、こまめにメモを取るなどして、大変熱心にお話を聞いて下さいました。
本当にありがとうございました!
また、ご協力いただいた教員の方々にも深く御礼申し上げます。

昆布食育教室(錦町小学校)

10月3日(水)安城市の錦町小学校で
昆布食育教室を開催しました。

場所:安城市立錦町小学校
参加者:5年生の児童91名
時間:10:40~12:00

 

3-4時限目の授業として体育館で5年生の学年全体で行いました。

 

まずは、「昆布のおはなし」
ヤマヒコ株式会社の高澤さんが
クイズを交えながら楽しくお話ししてくださいました。

 

・(昆布とわかめ)どちらが昆布でしょうか?
・昆布が採れるのはいつでしょうか?
・昆布の長さはどのくらいでしょうか?

など、みんな積極的に考えて回答してくれました。
だし昆布の試食をしてもらったところ
大人気でびっくり。
用意しただし昆布はすっかり完食してもらいました。

 

また、利き昆布では
「羅臼昆布」「利尻昆布」「日高昆布」の3種類の昆布で

とっただしの色や味の違いを試飲してもらいました。

苦手な子もいましたが、多くの皆さんが
昆布の味の違いにびっくりしたようでした。

 

後半は昆布大使の森山栄子さんによる
出しの取り方のデモンストレーションと出しの試飲タイム。

 

 

出しの取り方デモでは、
各クラス1名ずつにお手伝いしてもらって合わせだしを採りました。

 

思ったより簡単だと感じてもらったようで、よかったです。

 

出しの試飲は、3種類。

水+味噌
昆布だし+味噌
合わせだし+味噌
を飲み比べてもらいました。

 

 

だしのあるなしで美味しさが違う!
ということが体感してもらえたようです。

 

最後に折昆布の長さ当てクイズの結果をみんなで確認しました。

 

 

アンケートからは
・味を当てるクイズが楽しかった
・みそ汁の飲み比べで意見を出し合えた
・昆布の生産地がほぼ北海道だという事が分かった
・昆布には種類があり、味がそれぞれ違う事がわかった
・昆布にはうま味である白い粉がついている

といった児童のみなさんからの声をいただきました。

 

お土産にはおやつ昆布とだし昆布を用意しました。

錦町小学校のみなさん、ありがとうございました。

 

当日準備いただいた先生方には本当にお世話になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バックナンバーArchive