こんぶネット 一般社団法人 日本昆布協会

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食育授業レポート

2020.2.27

食育授業(PTC)レポート

日時 2019年12月5日(木)
場所 如水館中学校 調理室
参加人数 2年1組 21名 保護者19名 先生2名
昆布大使二名 野口 知恵大使・田中 典子大使
調理室にてPTC役員の保護者の方が作られた、昆布とツナの炊き込みご飯のおにぎりを
参加の保護者さんも含め全員で試食。腹ごしらえも終了して、PTCのスタートです!

北洋本多フーズ 本多社長による、昆布講座で食育授業がスタート
日本昆布協会が発行の「こんぶ」冊子を使って、昆布の歴史・産地・栄養の話を
普段見ることない長いままの昆布や展示のパネルで昆布漁・昆布の生育についての
話になると、初めて見る写真や話に生徒さんも保護者さんも聞き入っておられました。

昆布の話を聞いて実際に昆布水の飲み比べをします
赤丸→真昆布 黄丸→羅臼昆布 みどり丸→利尻昆布を味比べ。
生徒さんからは昆布の種類によって出汁の味が違うことにびっくりしました!
苦手だと思っていたけど飲んでみたらおいしかったなどの声があがりました

次は、野口大使よる一番出汁の取り方レクチャー。

昆布とかつおの出しのとり方を保護者の方も前で見学されました。

出しをとったあとの昆布の利用などの質問もでました。
その後、調理実習のレクチャーを受けて調理実習スタート!!男女6班に分かれて3品作ります。

 

どの班も一度作り方のレクチャーをうけただけですが、各々が調理を進めていきます。
つるつるすべる柿の皮むきに悪戦苦闘したり、昆布とお肉の巻き方をアレンジしてみたりといつもの授業とは
違う調理実習を生徒の皆さん楽しまれながらの進行となりました。
料理の進行をグループで相談したり、アイスクリームにとろろ昆布を合わせるのを協力してすすめたり、
手のあいた人は片付けをしながらと、さすが!中学生さんだなと、感心する場面も多かったです。
難しいところは、野口大使と田中大使がちょっとお手伝いしてどの班もおいしそうに出来上がり保護者の方と一緒に食しました。
どの料理もおいしい!!!と大好評でした。

食器や調理器具の片づけも生徒さんで行い、PTCは終了です。
アンケートでは
・出汁をとったあとの昆布にたくさん使い道があることがわかった。
・昆布の産地 種類などたくさんの昆布について知ることができた
・家でも昆布料理に挑戦したい
・栄養があり体にいいこともわかった
などなど 他にもたくさんの感想をよせていただきました。
参加してくれた如水館中学校2年生の皆さん!熱心に話を聞いてくださりありがとうございました!!
ご協力いただいた役員の方をはじめ保護者の皆様、先生方にお礼申し上げます。

「昆布食育・味覚教室」レポート

★みんなでおいしくよろこんぶ!「昆布食育・味覚教室」レポート

 

開催日: 2020年2月19日(水)
開催場所: 福岡市立小笹小学校 家庭科室

6年生4クラス 152名 + 教員 4名
講師 :日本昆布協会昆布大使 藤本志麻・野澤絵美
協力 :日本昆布協会・西日本昆布協会

【目 的】
① 「昆布食育・味覚教室」は人間の持つ五感(「視覚」「嗅覚」「触覚」「聴覚」「味覚」)

を活用しながら、味の基本となる4つの要素(「塩味」、「酸味」、「苦味」、「甘味」)と

日本に根付き、第5の味と言われる「うまみ」を加えた五味についての知識を深める
② 味わうことの大切さや食べることの楽しみを実感するための基礎をつくる

【内 容】
・講師自己紹介
・めあての説明
めあて…「味の基本となる5つの要素のひとつ「うまみ」について知ろう」
1. 昆布あてクイズ <グループワーク>
用意した乾物(ひじき、わかめ、細切り昆布)の中から昆布がどれかを見つけ出す
2. 昆布の種類と特長 <座学>
副読本や実物の昆布を用いながら、産地、種類、それぞれの昆布が持つ特長について学ぶ
うまみ成分(グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸)について学ぶ
3. 昆布水飲み比べ <グループワーク>
水出しの昆布水2種(羅臼・利尻)と水の3種類を飲み比べて中身を当てる

 

4. だしのとり方 <座学>
手軽なだしの取り方「水出し」の方法を学ぶ
5. 復習クイズ
Q1.昆布は日本のどこで採れる? <北海道 or 沖縄>
Q2.昆布の表面に白い粉がついていたら水でよく洗ってから使用する <○ or ×>
Q3.昆布は海の中でもだしを出している <○ or ×>
6. 宿題 1分昆布といりこでだしをとり、みそ汁をつくってみよう!宿題用昆布のプレゼント
7. 写真撮影

 

開催にあたりご協力いただきました皆様ありがとうございました。

 

新年挨拶

2020.1.4

新年あけましておめでとうございます!
2020年のお正月、皆様いかがお過ごしですか?

 

今年はオリンピックイヤー!

TOKYO!そして日本が世界から注目される一年となりますね。

 

日本の食も文化もさらに発信して、世界中の方に「昆布」を味わっていただきたい。

おいしいに国境はない!たくさんのおいしいを支える昆布を今年もよろしくお願い致します。

 

 

「よろこんぶサポーター」を更新しました

2019.12.26

『昆布検定』に合格された皆様、おめでとうございます!
「よろこんぶサポーター」を更新しました。

『昆布検定』は、どなたでも、いつでも受験可能です。
『昆布検定』に合格された皆様を「よろこんぶサポーター」として
毎月25日頃発表させていただいています。

 

食育授業レポート

2019.12.13

学校名    北九州市立八幡小学校
日時   2019年11月25日(月) 2時間目(9:45~10:30)
対象   3年生 42名
場所   多目的ホール
今回は3年生のみなさんに食育授業をさせていただきました。

国語の授業に「すがたをかえる大豆」という章があり、その中で、大豆が豆腐や醤油、味噌になっていき、

その延長で、材料からおいしく食べる工夫をし、食品になっていく行程を勉強しているようです。
そこで、味噌を使って味噌汁を作る場合に見逃しがちな、「出汁」について、目を向けてみようという、

先生方のご協力で実現できました。
最初は冊子を渡さず、昆布に関するいくつかの質問をしました。
「昆布はどこでできているでしょう? 寒い所?暖かい所?全国どこでも?」
一番多かったのは、圧倒的に暖かい所でした。
「昆布とわかめの違いは?同じ?」
感覚的に違うことはわかっていましたが、特徴的な話をお伝えしました。
「昆布の長さは?1mぐらい?もっと小さい?大きい?」
色々な答えが出ましたが、実物を見せてみました。

このあと、「こんぶ」の冊子を基に色々昆布に関するお話しをさせていただきました。

今回、味噌汁の味比べをして欲しかったので、おぼろ、とろろ、塩昆布などの試食は行いませんでした。
次は、味噌汁の試飲です。
ミネラルウォーターのみ、昆布だし、合わせ出汁(昆布とかつお節)の3種類用意しました。
色シールで分けて、順番を言わず、自由に飲んでもらいました。

そして、それぞれに配った(赤、青、黄、同じ)の紙に自分が一番おいしかったものに○を

隣の人にわからないように書いて出してもらいました。(案外まわりの子が手をあげていると

自分の意志にかかわらず、手を挙げてしまう傾向があるためです)
それを回収してから、どの色のシールがどの味噌汁かをお伝えしました。

この際、私の出汁の取り方のうまい下手があるので、どれが正解でもないことも伝えました。

(かつお節の取り方が濃かった気がするもので)
回収した結果を見ると
赤:ミネラルウォーターのみ 4名(8.7%)    青:昆布だし 31名(67.4%)
黄:合わせ出汁 10名(21.7%)       同じ:1名(2.2%)

でした。
最後に、色々な昆布の形や昆布に関する質問を受けて授業を終えさせていただきました。
なかなか時間の配分がうまくいかず、先生に助け舟をだしていただいて何とか実施できました。
3年生のみなさん、先生方、ありがとうございました。
西日本昆布協会 寳亀達也、藤原浩

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