昆布食育教室を実施しました!
11月21日(水)、22日(木) 堺市立久世小学校にて昆布食育教室を開催しました。
場所/堺市立久世小学校
参加者/5年生 180名(5クラス)
時間/11月21日(水)3、4時限
11月22日(木)3、4、5時限
5年生の授業(45分)の一環としてクラスごとに5回実施しました。
まずは、担当企業の小倉屋株式会社 池上社長による昆布クイズ。
軽快な話術で、楽しく盛り上げてくださいました。
昆布大使の山口順子さんにもサポートをしていただきました。
Q1 「昆布の採れる場所はどこ??」
①白浜の海 ②九州の海 ③北海道の海
では、5クラスとも正解の③番が多かったです。
Q2 「海の中に生えている昆布の長さはどれくらい??」
①2mくらい ②5mくらい ③7mくらい
では、②5mくらいが圧倒的に多かったのですが、正解は③番。
ここでは、実際の長~い昆布を見てもらいました。
5m以上ある長~い昆布に、みんなビックリ!!
全5問の昆布クイズは難問でしたが、2日間5クラスで、全問正解したお友達は2人でした!
次に、出汁の飲み比べをしました。
2日間それぞれ、昆布大使の野口知恵さん、
近藤真冬さん、
伊藤陽子さんが、
五大栄養素のお話から、昆布の栄養素や五味の中の「うま味」の話をしてくださいました。
そして、いよいよ子供たちに、昆布だし、鰹だしをそれぞれ試飲してもらい、出汁本来の味を体験してもらいました。
※写真真ん中は口直し用の水です。
更に、昆布だしと鰹だしを合わせて、味がどのように変わるかを体験してもらいました。
昆布だしを「美味しい!」という子や、「薄い」という子。
鰹だしを「美味しい。」という子、「魚臭い。」という子。
どちらのだしも「まずい。」というストレートな意見もありました。
そして、昆布だしと鰹だしを合わせただしが「一番美味しい。」という子も多かったようです。
うま味の方程式は 1+1=2ではなく、3にも4にも5にもなるという、
相乗効果のお話も子供たちは興味深く聞いてくれました。
試食タイムでは、だし昆布、塩昆布、とろろ昆布をみんなで食べてみました。
昆布のだしは苦手だと言っていた子供たちでも、だし昆布は「美味しい」とパクパク食べていました。
三種類の中で一番人気は、味のしっかりしている塩昆布だったようです。
二日間に渡り、参加してくれた久世小学校5年生の皆さんは、今回の昆布教室を踏まえて、次週の調理実習に生かすということもあり、こまめにメモを取るなどして、大変熱心にお話を聞いて下さいました。
本当にありがとうございました!
また、ご協力いただいた教員の方々にも深く御礼申し上げます。