おいしいだしをとってみよう!お料理体験♪お雑煮&おせちにプラス
辻井よしみ昆布大使(兵庫県)
2018年12月15日(土)、「こころの再生」府民運動推進イベント
小学生一日課外アカデミーが大阪ガスハグミュージアムにて開催されました。
共催:大阪府教育庁、サンケイリビング小学生新聞
特別協力:大阪ガス
協力:日本昆布協会、翁水産(株)
イベントの担当講師を昆布大使としてかかわらせて頂きました。
昆布と鰹節で”だし”を取って大阪産野菜をとりいれたお雑煮を作りました。
お節料理は多くの種類が有りますが、その中で3種類、
『松風焼き』『昆布巻き2種』『栗きんとん』を作りました。
『松風焼き』では、鶏ミンチに、お雑煮を作る為にとった”真昆布のだし”の昆布をペーストにして利用し、又、日本原木産の乾し椎茸もペーストにして一緒に練りこみました。これで、グルタミン酸(昆布)・イノシン酸(鰹節)・グアニル酸(乾し椎茸)がそろいました。うま味の相乗効果で薄味でもとても美味しく仕上がりました。素材を無駄にしないことを知ってほしいという考えが伝われば嬉しいです。
昆布巻きは、ニシン・鮭などが良く売られているのを見られますが、
うす揚げの昆布巻きと下味をつけた豚肉の2種類の昆布巻きを作りました。
栗きんとんも、さつま芋が持つ本来の甘味を引き出したかったので甘味の味付けはシンプルにしました。
今回のイベントで何よりも驚いたのは子供たちの短時間での吸収力の素晴らしさ!
初めて調理の低学年のお子様でも、少し手を添えて見せてあげたら、
すぐに吸収してできるようになりました。「なんて子供って素晴らしい!」
このような経験が日々の生活に役に立ってくれるであろうことを実感しました。
ご協力頂いた関係者各位、お手伝い頂いた皆様、本当にお世話になりありがとうございました。