昆布を使った簡単、家計に優しい家庭料理
辻井よしみ昆布大使(兵庫県)
自然災害の多かった1年。
皆様それぞれにご苦労が多かったことと存じます。
月日が経つのが本当に早くて最終レポートとなりました。
昆布大使として、1年間色々と学びの多い年でした。
人生の中で、今年くらい、昆布を見たのは 初!
色々と見学・勉強させていただき貴重な体験できた事、
又その都度ご協力頂いた関係者の皆様心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
真昆布の漁師の方々が、ここ2,3年の昆布の漁について、何かがおかしい!海の中がおかしい!と言われてたことを、今回の北海道胆振東部地震で思い出しました。
阪神淡路大震災の時もそうでしたが、海の中で何かがおこっている?と漁師さんは言われてました。
自然は私達に何かを教えてくれている事を痛感いたしました。
そして自然の恵みを頂けることに感謝しながら、昆布を使った簡単で、家計に優しい家庭料理 2点ご紹介します。
【昆布を使って栄養「かさましパスタ」】
〈材料 ・作り方〉
パスタ 細 100g を 熱湯1Lに自然塩 小匙1 を入れ、お好みの硬さまでゆでる。
フライパンに 大蒜1/2片と鷹の爪1/3本の薄切りをオリーブオイルで香りが出るまで弱火で炒め取り出します。
出汁取り後の昆布適量(今回は羅臼)と人参少々を細切りにして、
しめじ を入れ炒め昆布だし 50cc 薄口醤油で味付けし、パスタを戻し入れ出来上がり!
歯ごたえがシャキッと感じられるボリューム満点のパスタです。
【鶏ハム (刻み昆布とハーブコラボ)】
〈材料・作り方〉
鶏むね肉 1枚を観音開き自然、塩を両面にして冷蔵庫で2~3時間ねかせます。
水気をキッチンペーパーで取ります。
片面(内側)に塩・胡椒・ハーブ(お好み)の適量と今回はバジルペースト(自家製)大匙1をぬり、
出汁取り後の昆布を刻み、昆布をその上に全体に敷き詰め、ラップでツルッとした面(観音開きの外側)が表面になるようにして巻きます。
ラップの両端をキチンと閉じて鍋にたっぷりの熱湯を沸かし、鶏肉を入れ(途中ひっくり返す)再び沸騰したら火を止めて、約30分鍋の中に置いておく。
その後、取り出して粗熱が取れたら冷蔵庫へ、冷えてから切る。
鶏ハムの出来上がり塩分はお好みで!
サラダのトッピングや残ったら冷凍して、炒飯の具材として色々使えます。