石川 貴代
埼玉県
お粥そのものはとてもシンプルな味わいですが、ここに海塩を振ったり、鰹節をかけたり、昆布の佃煮をのせたりすると、お粥の繊細な風味をとても美味しく楽しむことができます。
夫はよく、“真っ白なキャンバスに塩や鰹節や昆布で味わいを描くような感じ”という言い方をします。
その場合、塩や鰹節や昆布に優劣の順位はありません。 塩や鰹節や昆布の風味がそれぞれの持ち味を発揮しながら、お粥の奥深い美味しさを引き立ててくれます。
とてもさりげなく、とても優しい味わいですが、こういう日本ならではの食材や楽しみ方を大切にしていきたいです。