こんぶネット 一般社団法人 日本昆布協会

~夏こそ昆布を食卓に~ 梅昆ひしお麹づくり教室を開催しました

2026.7.24
by 松橋 かなこ 【愛知県】

 こんにちは、愛知県の昆布大使の松橋かなこです。
国際薬膳師として、薬膳とおばあちゃんの知恵をベースにした「養生ごはん」をお伝えして、2026年8月で13年目を迎えます。

 愛知県で暮らして約20年が経ちましたが、昆布の消費量が全国でもトップクラスといわれる富山出身の両親のもとで育ったこともあり、子どもの頃から昆布を身近に感じてきました。
そんなご縁から、昆布大使としても10年ほど活動を続けています。

 2026年7月、名古屋市内で定期開催している古民家での「養生ごはんと手しごと教室」にて、「梅昆ひしお麹づくりと胃腸ケア」というテーマで教室を開催しました。
食欲が落ちがちな梅雨~夏の時期に備えて、梅と昆布の風味が感じられる発酵調味料を手づくりするというものです。

 ひしお麹というのは、味噌や醤油のルーツともいわれるトロリとした伝統調味料。梅昆ひしお麹の「昆」というのは、もちろん昆布のことです。ひしお麹に昆布の旨味が加わることで、どこかホッとするやさしい仕上がりになります。

 当日の教室では、発酵食品や薬膳、食養生のお話に加えて、昆布の種類や活用法などについてもお話をさせていただきました。

 参加された方からは「昆布って奥が深いんですね」というお声も。また、「教室からの帰り道に昆布を買って帰りました」というメッセージもいただきました。

 昆布というと、鍋料理やおでんなど冬の料理を思いうかべる方も多いかもしれません。でも実は、昆布は夏の食卓にもぴったりの食材です。梅や発酵食品、酢などとも相性がよく、さっぱりとした夏の料理にも自然となじみます。
 今回の梅昆ひしお麹のように、あらかじめ調味料に混ぜておくと、冷奴や蒸し野菜、和え物などにも手軽に使うことができます。

 教室では、昆布の使い方をご紹介するなかで、私自身と昆布との想い出にも話が広がりました。
その中でふと話題にのぼったのが「とろろ昆布のおにぎり」。海苔の代わりにとろろ昆布を使ったもので、富山の定番料理のひとつです。夏の食欲が落ちがちな季節にも、これならペロリといただけます。

 7月の教室が終わる頃にはぐっと気温が上がり、まもなく梅雨明け。いよいよ夏本番です。夏は冷たい麺類や時短料理が増えやすい時期ですが、毎日の食卓に昆布をひと工夫して取り入れることで、いつもの料理がぐっと味わい深くなります。

 昆布を調味料に加えたり、とろろ昆布を添えたりするなど、ぜひ気軽に昆布を楽しんでみてください。私自身も昆布という自然の恵みを味わいながら、この夏も健やかに過ごしていきたいと思います。

松橋 かなこ

愛知県

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