水嶋 昭代
福井県
『敦賀のおぼろ昆布製造技術』が『登録無形民族文化財』に登録されることになったことを記念して、おぼろ昆布のシンポジウムが敦賀で開催されました。
おぼろ昆布の加工は全国シェア1位を誇る敦賀市。
おぼろ昆布の職人さんはピーク時の600人から現在は100人以下に減っています。
技術を習得することが難しいだけではなく、おぼろ昆布の生産、消費が減っています。
今回の認定を機会にもっと敦賀のおぼろ昆布が盛り上がってくれるといいです。
龍谷大学政策学部の石倉先生とゼミ生の研究発表で、おぼろ昆布の歴史や技術的なことまで学ぶことが出来ました。
帰りに増井弘海堂さんに寄って、鋤きたてのめっちゃ綺麗な『太白おぼろ』とおぼろ昆布を鋤いた後にできる『爪昆布』を買ってきました。
おぼろ昆布を鋤いた後には、爪昆布の他に『白板昆布』も出来ます。
この白板昆布が『バッテラ』の上にのっている薄い昆布。
おぼろ昆布を鋤かないとバッテラは食べられないのです!!
さあ、おぼろ昆布をみんなで食べましょう!