昆布食育授業レポート
2024.10.16
by 大倉 由美
【広島県】
9月25日(水) 呉市立両城小学校にて昆布食育授業を行いました。昨年に引き続き2度目の訪問です。
到着すると玄関にあるウエルカムボードが目に入り感激しました。
本日は6年生16名の参加で90分授業です。前半は上田昆布(株)上田社長のお話です。
まず日露戦争をきっかけに加工技術が発展したという広島県の昆布の歴史から始まりました。
子どもたちクイズが大好き、昆布クイズでは元気に手があがり楽しく進んでいきました。
実際の長昆布です。これをほどいて子どもたち伸ばしていきます。なんと13メートル!長さにびっくり、『わぁ、昆布の香りがするね』と話す子どももいました。
昆布水の試飲は、「真昆布」・「利尻昆布」・「羅臼昆布」の3種類をご用意。試飲して出汁の色、味の違いを感じてもらいました。
昆布の試食は「とろろ昆布」「おしゃぶり昆布」「塩昆布」を味わいました。
後半は私が実際にだしの取り方のデモンストレーションです。昆布だしと続いて合わせだしの取り方を見ていただきました。
子どもたち、5年生の家庭科でだしの取り方の授業をしてるので、興味深く真剣に聞いてくれました。
ついでに出汁がらの昆布の使い方もお話ししました。すると採ったあとの鰹ぶしを食べたい!との声があがり、一斉に手を出してきたので食べることに(笑)これは想定外でしたが、とても和やかに進んでいきました。
そのあとは3種類のおみそ汁の試飲を行いました。
①湯+みそ ②こんぶだし+みそ ③合わせだし+みそのみそ汁。
美味しいと思うものに手を挙げてもらいました。こんぶだしより合わせだしが美味しいと感じた子どもたちが一番多く、合わせだしの相乗効果をより感じられたようでした。
今後も食育教室を通じてこんぶを広めていきたいと思います。