東京都の昆布大使の曽布川優子です

この時期のおすすめの昆布を使った作り置きをご紹介します。

昆布というと和のイメージがありますが、実はイタリアンとも組み合わせやすいです。

旨味たっぷりで、素材の味を生かす昆布出汁は、夏野菜とも相性ぴったり。

そんな昆布を使った　「ソット・オーリオ」 です。ソット・オーリオ は　季節の野菜などをオリーブオイル漬けにしたものです。

よくピクルスなどの甘酢や酢漬けはありますが、オイル漬けは酸味がない分野菜本来のお味が味わえます。そこに昆布を加えて旨味をプラスしました。

昆布は東京の築地市場に店を構える、明治25年創業の吹田商店さんの切り昆布です。すごく細かく切ってあるので使いやすいです。

それではレシピです

【材料（２〜４人）】

夏野菜：２４０g

（なす・パプリカ・ズッキーニ・赤・黄パプリカ各８０gぐらい）

切り昆布：１０g

にんにく：１片

塩・少々

オリーブオイル：２４０ml

【レシピ】

①赤・黄色パプリカは食べやすい大きさになすとズッキーニは５mm幅ぐらいに切りさっと焼く

②ボウルに切り昆布と薄切りにしたにんにく塩を少々加え１０分ぐらいおく

③野菜をそれぞれ保存容器に入れ②のオイルを切り昆布とにんにくごと加え

蓋を閉め　冷蔵庫で最低でも１晩置く

【ポイント】

★ 夏野菜はお好みのものを使ってください

★ズッキーニとなすは　軽く焼いてから漬け込みます

★残ったオイルは　昆布ごとドレッシングや炒め物などに使います

★冷蔵庫で1週間ぐらい保存できます

野菜別にしましたが　大きな瓶にまとめて入れてもOKです。

そのまま食べても美味しいし

ぶっかけそうめんに乗せたり

オイルごと焼いたパンにのせたり、カレーや　サラダにちらしたりとか

酸味がないので、チャーハンや炒め物の彩りにも使えます。

オイルに使った昆布は柔らかくなっていて食べやすいです。

昆布で旨味増し増しのオイル漬け、ソット・オーリオ

ぜひぜひお試しください。