松橋 佳奈子
愛知県
2022年6月18日(土)・19日(日)に行われた、食育推進全国大会inあいち。
日本昆布協会のブースでは、小さくカットした4種類の昆布(羅臼昆布・真昆布・利尻昆布・日高昆布)と、日高昆布を水に浸けて一晩おいた昆布の水出しを試食・試飲用としてご用意。私がイベントスタッフとして参加したのは大会2日目のみでしたが、たくさんの方々にご試食いただきました。
「うわぁ~とっても昆布の味ですね」
昆布の試食を口にした多くの人から、こんなコメントをいただきました。ほかには「ホッとしました」「体に良さそうな味がする」という声も。真剣な表情で昆布を頬張る子どもの姿も、印象的で可愛らしかったです。
日本の食文化に古くから根付いるものの、忙しい現代の生活のなかでつい忘れられがちな昆布。でも口に実際に含んでみると、記憶のどこかにある昆布の味にハッと気が付くーー。昆布を試食された方々の反応を見ていて、昆布には特有の存在感があるなぁと思いました。また、昆布に関する展示では、長さ5~6mの大きな昆布を興味深く眺める人たちの姿も。昆布に関する10問のクイズは、昆布の栄養や産地に関する少し難しい問題もありましたが、皆さん楽しんで参加しているようでした。
食べて、学んで。身近な昆布の存在感に気が付き、より深く知るきっかけになったのではと感じています。私自身も、昆布ブースに当日訪れた方々や日本昆布協会の皆さんとお話できて、とても勉強になりました。こうした活動を通して、昆布の“輪”が少しずつ広がっていくことを願っています。機会があれば、ぜひまた参加したいと思います。ありがとうございました!