村越 仁美
神奈川県
皆さま、こんにちは。
神奈川県の昆布大使、村越仁美です。
今回は、オンラインレッスン&近江町市場のお取り寄せで教えて頂いた石川県金沢市の郷土料理『たけのこ昆布』をご紹介させて頂きます。
『たけのこ』というとわかめで作る『若竹煮』がイメージされること多いと思いますが『たけのこ昆布』は、長昆布を使用します。
【簡単ですが作り方を記載します。】
長昆布を水で戻し5㎝くらいに切る。
たけのこは、1.5㎝の輪切りか半月切りにし穂先は縦に2~4つ割にする。
鍋にたけのこと昆布、昆布の戻し汁と酒を加えて火にかける。
みりん、砂糖を加え煮込み、醤油を入れ更に15分ほど煮込み盛りつけ山椒をのせ出来上がり。
『たけのこ昆布』は、富山でも慣れ親しんでいるお料理。
金沢は、醤油で炊かれる方が多いそうですが味噌で炊かれる方もいらっしゃるとのこと。富山県は、味噌で炊かれる方が多いそうです。
どちらの場所でも時期になるとスーパーなどに『たけのこ』と『たけのこ昆布』と書かれた長昆布が並ぶそう。そのお料理について気になったのでルーツなど教え頂きました。
北前船がルーツで和食の出会いものと呼ばれているそうで金沢に北海道の昆布が届く頃にたけのこの旬と重なることから生まれた郷土料理と言われているそうで富山にもあるのは、北前の寄港地であったからだと思います。・・・・とのことでした。
『たけのこ』が出まわる時期が訪れたらおいしい春の味覚ぜひお試しください。