こんぶネット 一般社団法人 日本昆布協会

北海道!昆布視察旅行

2023.9.12
by 田中 典子 【岡山県】

 2019年9月にこんぶ大使の皆様と函館、真昆布の漁協、養殖、加工現場の視察旅行に参加しました。今回はレンタカーで網走-斜里-知床-羅臼-釧路-十勝-日高-苫小牧とオホーツクから根室海峡を通り太平洋岸を巡って来ました。

 網走では、オホーツク海に沈む夕日を見に灯台まで行きました。日暮れは風が強く昼間は半袖でしたが、防寒着を着ました。

 斜里迄の海岸沿いは冬は流氷で有名ですが、北に面した庭先には、石が一面引詰められており、昆布漁の時期には「干場」になります。

 知床峠を越え羅臼の街に入る途中に「知床羅臼ビジターセンター」があります。館内のスタッフの方とお話ししたところ、昆布漁、加工の見学などは道の駅「知床・らうす」観光案内所で対応しているとの事でした。

 羅臼昆布の収穫から出荷までの工程は40工程も有るそうです。ここで購入したのは昆布手拭いです。この手拭いは、昆布が商品として出来上がるまでを可愛いイラストで横長に一面に描かれてます。色も緑、紫、紺と3色有りました。私が購入したのは紺色の手拭いです。

 羅臼展望塔から見る国後島は25kmしか離れてなく、肉眼でも雄大な姿を一望する事が出来ました。戦前は昆布も沢山採れていたとお話しをお聞きしました。

 釧路から苫小牧迄は、海岸線を一日中ドライブして、長昆布、日高昆布の産地を訪れました。鉄道と道路とに挟まれた太平洋側です。霧が出て小雨も降り、時々晴れ間も現れるお天気でした。三石では昆布がトッピングされている昆布ソフトクリームを見つけました。
小豆島では醤油ソフトが有名ですが、ソフトクリームもご当地でそれぞれ特色を出していて、食べ比べも旅の楽しみの一つです。

昨年秋に北海道新聞さんから昆布新聞を送ってくださり、もう一度北海道へ訪れたいと思ってました。昆布漁には少し早い時期でしたが、梅雨の無い北海道旅行を楽しみ、昆布をお土産に帰って来ました。これからも昆布を使った家庭料理の普及のお手伝いをしていきたいと思います

 

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