こんぶネット 一般社団法人 日本昆布協会

昆布の効能

その3

美容に昆布

ダイエットに

昆布の3分の1は食物繊維。豊富に含まれる食物繊維がお通じを改善。 昆布のネバネバ成分「アルギン酸」や「フコイダン」といった水溶性食物繊維が、糖質や脂質の吸収を抑え、コルステロールを貯まりにくくしてくれます。また、うま味のもととなるアミノ酸「グルタミン酸」は胃腸の働きを良くする一方、過食を防いでくれます。
カロリーがないのにビタミンやミネラルをとることもできる昆布を利用したダイエットは、理想的な減量法といえそう。

きれいな肌のために

甲状腺ホルモンが不足すると、肌がカサカサしやすくなります。昆布には甲状腺ホルモンの原料となるヨウ素(ヨード)がたっぷりと含まれており、適度な摂取は肌の新陳代謝を活発にします。
ただし、過剰なヨードは逆に甲状腺ホルモンを抑える働きがありますので、あくまでも適度な摂取をこころがけ、過剰な摂りりすぎにはご注意くださいね。
また、昆布に含まれるビタミンB2には、肌を美しく保つ働きがあります。ヨウ素とビタミンB2を十分に摂っていれば、年齢よりずっと若く見られるかも!?

ストレス解消のために

子育てのストレス、夫婦間のストレス、仕事のストレス。ストレスは生きていれば誰もが感じるもの。しかし、たまったストレスは美容にも悪影響。ストレスがたまった時、カルシウムの吸収を良くすると、イライラする気持ちを和らげます。昆布にはカルシウムがたっぷり含まれています。消化吸収を助けるために、酢と一緒に食べるのが効果的!

ツヤのある髪・爪のために

科学的な根拠は定かではないものの、昆布が白髪の予防になるというのは昔から伝えられています。昆布に含まれるミネラル分には新陳代謝を高める働きがあります。また、昆布の中のビタミンB1は疲労回復の働きがあります。普段から疲れやすく、その疲れから髪やツメがパサパサしやすいという人は、昆布を積極的に食べるよう心がけて。

参考文献

  • 体のために食べたいもの『昆布』
  • マキノ出版「安心」
  • 日経ヘルス2015年6月号