昆布は海藻(かいそう)の一つで、海でとれます。
日本では寒い地方、北海道や東北地方でとれています。
昆布にはいろんな種類があって、種類によって食べ方や使い方がちがいます。
昆布はそのまま食べるより、乾かして「だし」をとるために使うことが多い
和食(日本の伝統的な食事のこと)の味は、「だし」が決め手。いい「だし」がとれれば、うまみもたっぷり出るので、料理もおいしくなります。
細く切って「きざみ昆布」にしたり、乾かしたものを削って「とろろ昆布(おぼろ昆布)」にしたり、煮物・おにぎりなどに使います
昆布は栄養(えいよう)たっぷりで、特に、ミネラルや食物繊維(しょくもつせんい)などが豊富に含まれています。
昆布は深さ5〜7mの海中で、光合成を行って成長します。
昆布は、1年目のものは成長した後、一度は枯れてしまいます。
しかし、残った根元の部分からふたたび成長をはじめ、1年目のものに比べ大きく厚みのある昆布になります。私たちが食べているのは、この2年目の昆布です。